住宅に限らず、建築物に大切な要素として、外壁があります。 外壁には、屋根と同様に建物の中を快適に保つ役割を持っています。 雨や風、紫外線などの外気に常にさらされており、屋根の次に損傷が激しい部分でもあります。
外壁が古くなってくると塗装が剥がれたり、ヒビが入ってしまったりします。ひび割れを「クラック」、 白い粉が手に付くようになる事「チョーキング」といいます。このように外壁塗装を剥がれたままにしておくと、 その建物にとって様々な弊害が発生してきます。まず、外壁を塗装することで得られるメリットについてご紹介します。
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外壁塗装の役割
外壁塗装のメリット
■外観整備
塗装を行うことによって、建物全体の外観がよくなります。建物が古くとも、塗装を塗り替えるだけで新しく綺麗に見えるようになります。
■防水性、透湿性
湿気や水分に弱い外壁もあります。塗装を施すことによって防水性を高めることができ、雨漏りや結露などの水害を減らすことにもなります。
■耐久性強化
塗料の種類には、アクリル系やウレタン系、シリコン系、フッ素系などがあります。この種類によって耐久性の高さも異なってきます。 中でもフッ素系は耐久性が高く、建築物の中でも最も傷みやすい屋根の塗装にも使われる事があります。
■断熱効果
冬には熱を取り込み、夏には冷房効果を高める働きのある塗料もあります。住宅全体が快適な気温になるため、空調を強める必要もなくなりエコに繋がります。
塗り替えを怠ると・・・
外壁塗装は、塗料や施工によって変動しますが、5年〜10年の耐久性と言われています。塗り替えを定期的に行わないと劣化し、ひび割れや塗装が剥げてしまいます。あまりにも劣化が激しいと外壁そのものも傷んでしまい、 外壁そのものも修繕を行わなければならなくなります。 水分が染みこんで雨漏りの原因になったり、外壁や外壁内部の鉄骨が錆びたりすることもあります。 これらは塗装の塗り替えを怠ったが故に起こる問題です。
放っておくと外壁の修理代が更にお金がかかってしまうことになります。 そのため、外壁の傷みに気がついたらすぐに業者に依頼をして塗り替えを行うようにしましょう。